経営者と労働者の2つの根本的違い

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経営者と労働者の2つの根本的違い

経営者労働者根本的な違いがある。中小企業の経営者労働者との距離が近い分その違いに悩まされる。経営者はその根本的な違いをわかっている、だがその違いに気づく労働者は一握りである。その違いに気づいた労働者だけが管理職や役員クラスへ昇格していく。いつまでたってもそれに気づかない労働者は会社(経営者)の文句を並べる、自身の足らなさを棚に上げて。。。

違いを理解し、管理職や役員となった労働者根本的違いに気づかない労働者にそれを教えることはない、逆に気づかないことをあざ笑っている。わざわざそれを教えてライバルを増やす必要がないからだ。だから、何も考えず言われたことだけをやっている労働者にはその違いに気づいて欲しい、それが自分のスキルアップ、ステップアップにつながるからだ。

普通に考えればわかることだが、それに気づけば経営者と同じ考え方を持って同じ方向へ進むことができる数少ない、経営者を支える側近となることができるからだ。それがどういう意味を持つかは普通に考えればわかるだろう。

根本的違い①:お金を支払う側もらう側

根本的な違いとして、一番大きなところは経営者労働者はお金を支払う側もらう側であるということ。

経営者はお金を払う側

経営者はお金を労働者に対し、働いた対価として支払う側である。中小企業だと経営者の社長と労働者の従業員の距離が近いこともあり、この事実を理解していない、場合によっては経営者も一緒に現場に出て作業をすることもあるだろう、そういった会社はより労働者との距離が近いので経営者も自分たち労働者と同じという勘違いが起こる、そういったことを考える労働者ならまだましである、そもそもそんなこと考えたこともない労働者がほとんどだろう、使われることに慣れてしまっているからだ。経営者は労働者に対し労働に対し適正な対価を支払っている、利益を出している労働者に対してケチなことはしない。だが、労働者側から見たら全く違う景色が見えていることだろう。

労働者はお金をもらう側

労働者は労働の対価としてお給料というお金をもらう側である。労働に対する付加価値を経営者が評価し労働の対価であるお金を支払う。労働者は自分の付加価値をあげる努力もせずに文句ばかり言う。

(1)給料が安い

(2)頑張っているのに給料が上がらない

まず(1)だが、給料が安いのは自身の付加価値が低いからである、もちろん経営者にも事業自体の価値を作り出せているかという部分では大きな責任はある、ただ、事業がうまくいっている会社で給料が安い人は、まず間違いなく自身の付加価値が低いこれも普通に考えればわかることだがほとんどの労働者が文句を口にするが付加価値を高める努力はしない。

(2)については論外である、頑張っているのに給料が上がらない???何を言っているのか意味不明である。給料を支払う側の経営者から言わせたら頑張ることを評価することはない、経営者は会社が安定するまでの間、当たり前だが労働者には理解できないほどの苦労をしている、経営者からしたら頑張るのは当たり前なのである。頑張ることを評価されるのは学生まで、社会に出たら結果しか評価はされない、結果とはお金である。これも普通に考えればわかることだと思うが労働者は気づかない、「俺は、私は頑張っている!」が口癖である。はっきり言おう、本当に頑張っているやつは自分で自分を頑張っているなどとは言わない。頑張ることは当たり前だとわかっているし頑張っていると本人は思っていない当たり前のことだから。そんな人を見ると経営者はいつも思う、あいつ頑張ってるなと結果が出たら適正な昇給・賞与を考えてあげないとな、と。

根本的な違い②:覚悟があるない

根本的な違いの二つ目としてあげられることが、経営者労働者では覚悟があるのかないのかという部分ででは大きな違いがある。

経営者は覚悟を持っている

経営者は覚悟を持っている、普通に考えればわかることなのだが、それをわかっている労働者は少ないのではないだろうか?会社を設立した時点で、多かれ少なかれお金に対する責任と覚悟を背負う。労働者を雇用すればその責任と覚悟を背負う。自身の事業の全責任を背負っている。この覚悟が普通に雇用されている労働者が自分も責任と覚悟を持って仕事していますというレベルと一緒にされては困る、それだけの責任と覚悟を持っている。

よくマスコミなどで経営者が労働者をリストラすると、やたらとバッシングされる。だが、考えて欲しいそこに至るまでにその経営者は自身にできうる限りのことをしなかったのだろうか?そんなことはない、責任を果たそうとしたはずである、だが、これ以上、今の経営状況を続ければ倒産を招き全社員が路頭に迷う。。。決断しなければならない、一部の社員をリストラし残った社員を助けなければと、順番をつけたくはない、だが、順番をつけて評価の低いものから順にリストラするしかない。この決断は経営者にとって苦渋の決断だろう。本来はそのような事態にならないことが一番だが労働者は会社が傾けば転職することを迷わず選ぶ。その程度の責任と覚悟を経営者の責任と覚悟と一緒にはされたくない。

労働者は覚悟を持っていない

労働者に対して失礼だと思うが、労働者は覚悟を持っているとは思えない、一部の労働者の中には覚悟を決めてこの仕事で一生飯を食っていくんだ!!という覚悟の人もいる。だが、経営者の覚悟とはそういったレベルのものではない、経営者はその仕事をやめたいと思ってもやめられない、正確にはやめることもできるが最初からその程度の覚悟で事業を起こすような経営者はいない。

最近は新型コロナの影響で会社の業績が悪くなってきたので危機感を感じたという求職者が大量に面接に来る。求職者には嘘でもいいからそんなことは言って欲しくない、一言で言うと、「私は会社が傾いてきたので経営陣と一緒に何とか立て直そうという気持ちはなかったです。前の会社の事は自分には関係ないので。」と言っているようなものだ。こういうことを聞くと採用しようという気が失せてしまう。その程度の責任と覚悟でしか仕事をしていなかったのだろうなと、できれば最後まで社長と一緒に頑張ったが自分の力及ばずで会社をたたむことになってしまったのでというような人と面接では出会いたい。

都或(とある)の考察

今回の都或(とある)の考察としては、経営者労働者には大きな2つの根本的な違いがあった。どちらも普通に考えればわかることだが、労働者はこの違いに気づいていない、気づいていないというよりも考えてすらいない。経営者はこの違いは分かっていて何故この違いに気づかないのか気づけばもっと違った目線で見ることができ世界が広がり、見ることのできる景色も変わってくる。教えてもこれを理解できる労働者はなかなかいない。労働者からすれば経営者目線に立てと言われても俺たち労働者だしとか思わないのだろう、雇われること、飼われることに慣れてしまっているのだ。勿体ない、逆の立場、経営者としてお金を払う立場、責任と覚悟を持つ立場に労働者自身がなったと考えれば、自分が今不満に思っていることの解決の手段が見えてくる、例えば昇給しないと不満があるなら何故昇給しないのか?お金を払う立場になってみればわかる、付加価値の低い社員に昇給させようと思うだろうか?労働者は慣れすぎてしまっている、もう、年功序列の時代は終わり、実力主義の時代であり、働くこととは時間でお給料をもらうことではない、実績(自身の付加価値)に対しお給料は支払われているのだ。そういうことすらわからず、何の覚悟も持たない、いるだけ社員を抱えているほど中小企業の経営は楽ではない。